01.大阪に新生産拠点！㈱ユーテックがヤブシタグループに参入

大阪府岸和田の鉄モノ製作工場

今年10月から株式会社ユーテック（大阪府岸和田市阿間河滝町1839-1/代表：中村 祐司）がヤブシタグループに加わりました！

ユーテックは太陽光架台の製作を中心に、空調設備用架台などの厚物製品の鋼材加工を得意とする製作工場です。北海道に製作拠点を持つヤブシタグループへ同社が加わりましたので、より便利に全国の皆様に弊社製品をお取り扱い頂けるよう共に生産体制を構築して参ります！

防音製品や大型物件のニーズに応えて参ります

これまで寒冷地区向けの防雪フードを主力としていたヤブシタですが、近年は都市部を中心に室外機向け防音製品のご要望を多数頂いております。また、大型チラー向けの室外機架台やデータセンター向けの排熱ダクトなど、大型物件のご依頼を頂く事も多くなって参りました。そのような製品を北海道で製作するとなると、特に配送面で高いコストが掛かってしまうケースが多々あり、運送中にトラブルが発生することもありました。

大阪に拠点があるユーテックが加入したことでより納期・価格面でメリットの出るご提案が可能となり、多くのお客様のお役に立てるようになります！是非ご期待頂けましたら幸いです。

経験豊富な鋼材加工技術と全国への配送ネットワーク

ユーテックの強みは鋼材加工の製作ネットワークと全国に配送可能な配送ネットワークです。その背景にあるのが鋼材加工業界で長年ご活躍されてきた中村社長の技術力と設計力、お客様の事を考え寄り添うことを第一としているユーテックの理念にあります。

小ロットでは作らない、配送に対応せず取りに来てもらう、梱包には対応しないなどの製作会社も多い中、困っているお客様にできる限り協力し製品として納品する姿勢を大事にしています。そうしたお客様との向き合い方もヤブシタグループの考え方と一致し、ヤブシタと共に歩んでいく道を決めました。

ユーテック中村社長から

02.新しい防雪対策「スライドカバー」発売

防雪フードが付けられない現場で雪害対策するために

今月より室外機の新しい防雪対策部材として「スライドカバー」を発売致しました！

スライドカバーは建物壁面に設置した室外機に取り付けるもので、防雪フード（背面側）が取り付けられない狭いスペースでも取り付けることができます。北海道旭川市、北海道江別市での2年間のフィールドテストを経てこの度発売致しました！

雪で室外機が故障、能力低下することがありました

本製品の発案は北海道で空調工事業を行っているヤブシタ冷熱設備㈱の小熊課長。防雪フードがつけられない、特に壁掛け設置の室外機に多々問題が起き、スライドカバーを思いつきました。

防雪フードが無ければ、降雪時に雪が熱交換器に目詰まりし暖房能力低下が起きる、室外機と壁の間に雪が積もり故障・破損の原因となることもあったそうです。その際はお客様からご連絡を頂き、スチーマーで溶かしておりました。

スライドカバーはそうした問題を解決する、現場発案の製品です！

03.三菱電機様向け冷熱関連部材　定価・型名改定

来年4月から新定価・型名へ

来年4月から三菱電機様向けの冷熱関連部材の定価変更と、それに伴う型名変更を実施致しますのでお知らせ致します。

弊社製品をご愛顧頂いている皆様には大変ご不便・ご迷惑をお掛けし恐縮ですが、何卒ご理解・ご対応の程お願い申し上げます。

世界的な鋼材価格の上昇

弊社主力製品である防雪フードをはじめとした冷熱関連部材は、2005年から現行定価にて販売を続けて参りました。しかし、昨今の世界的な鋼材価格の上昇を調達最適化や業務効率化・コストカットでは吸収しきれず、この度誠に恐縮ですが現行定価の維持は困難であるとの判断に至りました。

中国・米国の経済活動再開による鋼材需要に牽引される形で、鉄鉱石や鉄スクラップなどの原材料価格が上昇しているのが要因の１つ。今までにない高い水準で鋼材価格が上昇し続けています。

新定価の値上げ幅に関しましては、製品ごとに異なって参ります。新定価・型名の詳細につきましては2022年1月版の見積システム（Rn）や弊社製品検索システム「MO-NET」からご確認できるようになります。

改定と併せ、運賃廃止も実施します

また、今回の定価・型名改定と併せてお客様から頂戴しておりました路線便運賃の廃止も実施させて頂きます。通常路線便での運賃を新定価に含める形で設定させて頂きますので、今後は運賃の計算が不要になります。

チャーター便や航空便の運賃はまた別途費用という形になりますので、ご留意のほどお願い申し上げます。

改定の詳細に関して

・対象商品

防雪フード、防雪ネット、トップフローカバー、エアーガイド、吹出ガイド、防音ダクト、防音防雪フード、サイドフロー用防音システム、ワンタッチドレンパン、防雪架台、防振架台、高置架台

・改定スケジュール

2022年4月1日以降出荷分より変更後の定価・型名になります。

・旧値対応

既に御見積をさせて頂いている物件で新値に変えられないものは旧定価補償を致しますので、その旨を2022年4月末までに弊社までご連絡をお願い致します。

・見積システムへの反映

新定価・型名は2022年1月版見積システム(Rn)から反映を致します。現行型名は2022年1月より「品名」へ廃番予定と記載し、2022年5月版にて登録削除を致します。

定価・型名変更に関するお問い合せ

ご不明な点がございましたら、お手数ですが下記までお問い合わせをお願い申し上げます。

㈱ヤブシタ札幌本社営業課:TEL 011-205-3281

㈱ヤブシタ東京営業所:TEL 03-6453-6353

防球ガード 某私立大学様

天吊室内機向け防球ガード

大学体育館の天吊型室内機向けに防球ガード「MOBG-W2200-C-K」5台を納入させて頂きました！

防球ガードは学校の体育館や運動施設などで、室内機をボールから守るための製品です。近年、体育館の避難所としての空調整備や猛暑による学校空調需要の高まりなどにより、弊社にも防球ガードのお引き合いが増えております。

今回納入させて頂いた防球ガードは丸棒仕様ですが、ご指定によりフラットバー仕様やエキスパンドメタル仕様等も製作可能ですのでご相談ください。また、切り欠き加工や床置き型室内機への対応なども製作実績がございます！

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特注架台 秋田県某所様

GHP用特注SUS製架台

東テク株式会社秋田営業所様からご注文を頂き、ダイキン工業様製GHP「GXUDP355・850GA」用のH=500mmSUS製高置架台を納入させて頂きました！

ご担当の渡辺様からは「秋田県は豪雪地帯の為、土地柄架台が必須の地域となっております。SUS製の特注品でご対応頂きましたが、しっかり安定した架台で架台上部に機器を載せても安心できる架台でした。また注文をしたい製品です。」とありがたいお言葉も頂きました！

ヤブシタでは室外機各機種に対応した溶融亜鉛メッキ製高置架台（高さ300mm～1000mm）を通常ラインナップとして取り扱っておりますが、このような材質変更や寸法変更での特注架台も多数の製作実績がございますので、お困りの際は是非ご相談下さい。

05.祝昇進　藤原課長特集

皆様は弊社の藤原崇（ふじわらたかし）という男をご存じでしょうか？

ヤブシタ入社15年目、防雪フード事業のスタートメンバーであり、冷熱事業部を引っ張るマネージャーとして長年活躍してきました。ヤブシタの冷熱といえばこの男。設計・製造・製品開発となんでもできるマルチプレイヤーであり、現在は営業部を牽引する営業マンとしてヤブシタを支えています。

特にお客様へのご対応に関してはピカイチで、どんな問題が起こった現場でも「フジがいると丸く収まる」と弊社社長の森からも評価されています。

しかし、時折放つネガティブ発言により会議で炎上することから、長い間ヤブシタ冷熱事業部のリーダー（課長代理）として温められてきました。

そんな彼が、今年10月、満を持して課長に昇進しました。

今回はそんな藤原課長の昇進を記念し、彼の軌跡を辿ります。

※諸事情により昨年から藤原崇は藤原崇貢（たかつぐ）から改名を致しました。詳細は彼にお聞き下さい。

建材商社からヤブシタへ

15年前、建材商社で石膏ボードを運んでいた彼は、学生時代からの友人で現ヤブシタ冷熱設備の小熊課長に勧められヤブシタに入社します。当初はヤブシタ札幌本社の工事部に所属し、空調工事を学びました。

その後、森が社長に就任し、2008年に本格的に防雪フードの製造を行うためにヤブシタ札幌工場（現ヤブシタ製作所）を設立することになります。防雪フードの製造を立ち上げるよう指示された彼は、板金を切断するレーザー加工機を半分壊しながらも3日で操作をマスターし竣工式に間に合わせる神業を披露しながら、防雪フード事業を確立していくことになっていきます。

このとき藤原崇26歳、激動の時でした。

防雪フード事業の黎明期

前職では営業だった彼ですが、当時は片手で数える程しか担当社員がいなかった防雪フード事業を推進するためにありとあらゆることを行うことになります。

営業で全国を飛び回りながら未経験ながらもCADで防雪フードを設計し、時には自分で板金加工や塗装・梱包も行ってきました。納期に間に合わせるため、防雪フードを機内持ち込みするという伝説も残しています。そしてその努力が周囲からもお客様からも評価され、順調に主任へと昇進しました。

相棒"志田"との出会い

2011年、そんな彼に初めての部下が入ってくることになります。建築設計を学んだ後、建設業界からヤブシタに入社した現ヤブシタ設計課リーダーの"志田"です。設計として背中を任せておける"志田"との出会いにより、藤原崇の人生はさらに加速していきます。営業に専念できるようになった彼は年々ヤブシタの売上を伸長、2013年には課長一歩手前の「課長代理」へと昇進しました。

"志田"というミッシングパーツが見つかり、藤原崇は本格的に営業マンとしての才覚を発揮していくのです。

課長代理として8年・・・

課長代理となってからもヤブシタは急成長を続けました。気流遮蔽部材「サンシェード」の発売、気流・騒音解析事業の開始、ヤブシタホールディングスの誕生、HVAC&R2018でのラウンジ出展・・・。今では冷熱事業部は30人以上の従業員を抱えるほどになりました。

彼はその間に2人のお子様を授かり、マイホームを建て、時には痔ろうになりながらも、ヤブシタ冷熱事業に心血を注ぎ尽力してきました。まさにヤブシタ冷熱事業部の歴史は、藤原崇の歴史でもあるのです。

そうした歴史を刻みながら、今年10月、ついに彼はヤブシタの営業課課長となりました。本当におめでとうございます。

皆様へひとこと

ヤブシタの様々なカラーをお届けしているヤブシタYoutubeチャンネルの直近2か月で公開された最新動画をご紹介致します！

防雪ネットの破壊実験を行ったヤブシタ設計課の製品実験動画がアップされました！今回は防雪ネットが何キロまで積雪荷重に耐えられるのかという実験を“ガチ”で行っております。果たしてどのような結果になったのでしょうか…！？ヤブシタ農園の収穫祭や“鯖アイドル”が登場する食レポ動画など今回も賑やかなヤブシタをお届けします！

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ヤブシタ研究棟にてV2Hの実験を行いました！（V2HとはVehicle to Homeの略で、電気自動車の電力を家庭で利用できるしくみ）

電気自動車の電力だけで、本当に家の電気を賄うことが出来るのか！？森社長とリカちゃんが実際に体感し、V2Hの仕組みから電気の使用方法までリアルにお届け致します！ぜひ、ご覧ください！

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